【制作のヒント】製造業の製品PR動画におけるCG活用のすすめ
近年、販促活動における動画コンテンツの重要性がますます高まってきています。
特に精密機器や医療機器のプロモーション動画では、製品の特徴をわかりやすく伝えるため、CG(コンピュータグラフィックス)を活用することが増えています。
この記事では、PR動画に3DのCGを活用するメリットと、弊社の制作事例をご紹介します。
PR動画にCGを活用する理由とメリット
CG(コンピュータグラフィックス)とは、コンピュータを用いて画像や映像を生成する技術です。
弊社では、特に精密機器や機械工具、医療機器の製品紹介動画において、CGを活用されるケースが多くあります。
以下で、CGを活用する理由とメリットを紹介します。
1 製品内部の構造や動作を視覚的に表現
複雑な内部構造の解説
精密機器や医療機器の内部構造は非常に複雑です。
実物や写真では伝わりにくい部分も、CGを使うことで詳細かつ分かりやすく表現できます。
動作のシミュレーション
製品がどのように動作するのかをアニメーションで示すことで、視覚的に理解しやすくなります。
2 製品の使用シーンをリアルに再現
使用環境のイメージ映像
医療現場での使用シーンや工場での操作シーンなど、実際の撮影が難しい場合でも、CGを使うことでリアルな背景とともに再現できます。これにより、コストや撮影時間を削減できます。
ユーザー使用シーン
製品をユーザーが使用するシーンも、ユーザーの動作をCGで再現し、操作性や利便性を視覚的に伝えられます。
3 製品イメージの再現や機能の強調
製品開発前にイメージをCG化
実物がまだ完成していない段階で、製品リリースに合わせてプロモーション動画を公開したい場合でも、CGで製品イメージを表現することが可能です。
製品特徴となる機能の強調
実際の製品では表現が難しい製品の機能や特徴も、CGやエフェクトを使うことでわかりやすく説明・強調できます。
制作の流れ
お客様は製品の設計データ(3D CADデータ)を弊社にご支給いただくだけで、3Dモデリングの工数をカットし、お手軽にCG動画を制作することができます。
- 3D CADデータのご提供
- 製品の形状や構造を詳細に記述したCADデータなどデジタルデータをご提供いただきます。
※対応CADフォーマット/STEP、Slidworks、SketchUpなど。詳しくは、こちらへお問い合わせください。
- 3Dフォーマットへの変換
- 3Dフォーマットへ変換後、マテリアルを設定してリアルな質感を表現します。
- アニメーションの作成
- 製品の動きや機能をアニメーションで表現し、実際の使用シーンをリアルに再現します。
CGを活用した弊社制作事例
弊社では、CG制作から動画制作までを一貫して対応する社内動画制作チームを擁しています。
ライターも在籍しているため、シナリオの作成からお任せいただけます。
医療機器のPR動画制作事例
薬液注入器「エイミーPCA」のPR動画
スマートフォンで操作ができる革新的な製品である「エイミーPCA」は、小型化した形状と抜群の操作性をCGで表現しました。
医療用吸引機「バイロン」のPR動画
CGとリアルな撮影映像を組み合わせ、多彩な機能と扱いやすさを紹介。作業負担の軽減と安全性を訴求しました。
さいごに
CGを活用することで、製品の魅力や特性を効果的に伝えることができるため、製造メーカー様が製品PR動画にこの手法を採用しています。
CGを使用したPR動画の制作事例については、他にもご紹介可能です。
ご案内や無料お見積りについては、お気軽に以下の問い合わせフォームよりご連絡ください。
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