【制作のヒント】企業の魅力を伝える「採用動画」の考え方
「人材採用」は全ての企業にとって、自社の将来を左右する重要な課題。
各企業が様々な採用活動を展開する中、今、注目を集めているのが「採用動画」です。
近年のスマートフォンやタブレットの普及によって、時や場所を選ばす気軽に見ることができる「動画」は、最も身近なメディアの一つ。
20代の男性が1日にスマホや携帯で動画を見る時間は平均1時間15分、
女性の場合は平均1時間27分という統計が出ています(2021年 NHK放送文化研究所の調査)。
さらに、企業の採用動画を見たことがある就活中の学生へのアンケートでは、視聴後に「志望度が上がった」と答えた人の割合は77%にものぼっています(2023年 株式会社moovyの調査)。
そこで今回は、採用動画を考える上で押さえておきたいポイントを見ていきましょう。
採用動画のメリットは?
採用動画は、紙媒体やサイト上の「会社案内」だけでは伝えきれない様々な情報を発信できます。
動画発信のメリットには、主に次の3つがあります。
メリット① 求職者の印象に残りやすい
写真と文字による会社案内を読むことに加え、視覚や聴覚に訴求できる、たくさんの情報を伝えることができます。
メリット➁ 企業・職場のリアルな様子が伝わる
自分がどのような雰囲気の職場で、どんな人たちと一緒に働くのか。
求職者が最も関心を持つ事柄を、動画ならリアルに伝えることができます。
メリット③ SNS等で拡散しやすい
各企業の採用サイトはもちろん、SNS等でも広く発信することが可能。
視聴した求職者に好印象を与えることができれば、さらに拡散されることも期待できます。
制作のポイント
採用動画を企画・制作する前に、まずは基本となるポイントを明確にしておきましょう。
ポイント① 制作の目的は?
求職者にどんなアクションをしてほしいかを考えましょう。
採用動画の役割は応募者を増やすことだけではありません。
例えば、学生にとって認知度の低いB to B企業であれば、認知度アップを狙った動画も作成可能。
また、入社後のミスマッチが課題となる企業であれば、それに焦点を絞った動画も有効です。
ポイント➁ 主なターゲットは?
新卒向けなのか、中途採用向けなのか、また、どのような職種の求人なのかによっても、動画の内容が大きく異なってきます。
ターゲットの響く内容や表現を考慮して企画を考えましょう。
ポイント③ 自社独自の魅力は?
たくさんの企業が採用動画を発信する中で、自社独自の魅力を発信して差別化することも大切な要素です。
「この点は他社には負けない」というストロングポイントを軸にして動画を企画・制作すれば、求職者の印象に残り魅力を感じてもらいやすいでしょう。
採用動画のさまざまなスタイル
訴求力の高い動画として、例えば以下のようなスタイルをご提案します。
① 短時間で効率的に訴求できる会社案内
例)
・図表やアニメーションを使った会社案内
・ヒストリー動画
・開発秘話
ほか
➁ 会社の雰囲気や社員の人柄をリアルに伝える
例)
・社員インタビュー、対談
・社員の1日密着取材
・オフィス、工場めぐり
ほか
③ とにかくインパクト重視、印象に残る演出を
例)
・映画、ミュージカル、アニメ調の会社案内
・タレント起用
・メッセージ動画
ほか
上記の要素のどれかにテーマを絞って制作したり、あるいはいろいろな要素を組み合わせた動画も有効です。
さいごに
今回は採用動画の制作ポイントをご紹介しましたが、他にも採用関連の情報も発信しています。
こちらもぜひご参考ください。
【制作のヒント】採用サイト 制作のポイント
https://drone.graphic.co.jp/info/lp-movie-making/
また弊社では、様々な企業・学校向けの採用動画、募集動画制作のお手伝いをしています。
制作事例
- 自治体 職員募集ガイダンス
https://www.graphic.co.jp/works/kyoto-city-recruit/ - 高等学校 生徒募集ムービー
https://www.graphic.co.jp/works/kaiken-hs/ -
照明器具メーカー 会社案内
https://www.graphic.co.jp/works/iida-lighting/
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