【撮影レポート】正伝永源院にて、織田有楽斎像の撮影を行いました。

夏本番が近づく6月の終わり、建仁寺塔頭の正伝永源院にて織田有楽斎像の撮影を行いました。

※本記事内の画像の転用は禁止しています。

今回の撮影は、京都文化博物館で開催されていた「四百年遠忌記念特別展 大名茶人 織田有楽斎」での展示を終えた座像を、正伝永源院へと戻すタイミングで撮影するというもの。

運搬の最中に傷がついていないかの確認が終わったあと、
学芸員の立ち合いのもと、座像を白バックの背景に設置して撮影を開始。

座像は実際の人物と同様、ライティングやアングル次第で表情の印象が大きく変わる被写体。

撮影の様子はリアルタイムにiPadで確認していただき、お客様から「今の光の当たり方、表情が柔らかく見えて良いですね。」といった声や、「もう少し下から見上げることはできますか?」といったフィードバックを逐一いただきながらライティングとアングルを調整していきます。

複数の角度からの撮影を無事に終えたあと、織田有楽斎像は正伝永源院住職の手によって、元居た祭壇へと安置されました。

座像が展示されていた、京都文化博物館での「四百年遠忌記念特別展 大名茶人 織田有楽斎」は終了しましたが、2024年1月31日からは東京のサントリー美術館でも同様の展示が再び始まります。

京都での展示を見逃した方は、是非来年の東京開催へ訪れてみてください。

弊社撮影チームでは、今回のような出張での撮影も承っています。
小さな商品だけでなく、座像のような大きな被写体の撮影も対応可能ですので、是非一度お気軽にご相談ください。

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