【撮影レポート】金製品イメージ撮影の裏側

先日、グラフィックの社内スタジオにて、某企業様の宝飾品のイメージ撮影を行いました。

今回は、その撮影の様子をレポートします。

撮影の裏側・撮影のこだわり

今回の撮影では、金製品を被写体とし、その輝きや美しさを引き出すためのイメージ撮影を行いました。

機材はNikon D850をメインに、光の質感をコントロールするためにジェネレーター式ストロボアートトレーシングペーパーを使用。グラフィックのカメラマン1名とデザイナー1名という体制で撮影に臨みました。

撮影の際に気を配ったのは、ジュエリー全般に言えることですが、まず大前提として商品に傷や指紋をつけないことでした。
デリケートな金製品を扱うため、手袋着用を厳守し、細心の注意を払って作業を進めました。

また、金製品は周囲の環境が映り込みやすいという特性があるため、不要な写り込みを排除すべく、ライティングやセッティングには様々な工夫を凝らしました。

例えば上の写真の「穴が空いた白レフ」は、商品への映り込み除去に役立ちます。

このレフを入れずに撮影すると、カメラや三脚の黒い色がそのまま金製品に反射してしまい黒ずんでしまうのですが、この穴あきレフを使用することで黒い色の写り込みを減らすことができます。

地味なグッズに見えますが、写真の仕上がりを大きく左右する隠れた重要アイテムなのです。

次の写真は、カメラマンがアートトレーシングペーパーの隙間をセロハンテープで少しずつ閉じていっている様子です。

カメラの上下にできるアートトレーシングペーパーの隙間を埋めるという、これも一見地味な作業に見えますが、

先ほどの穴あきレフと同様に、不要な写り込みを減らす重要な作業の一つなのです。

このように、「一見地味に見えるけど、写真の仕上がりを大きく左右する」という作業のノウハウは、ジュエリー撮影では特にたくさんあります。

グラフィックの撮影チームはこのたくさんのノウハウをフルに活用して、ジュエリー撮影で悩みを抱えるお客様の理想を写真にするお手伝いをさせていただきます。

ブログ読者へ届ける「撮影のワンポイントTips」

ここで、ブログ読者の皆さんのスキルアップに繋がるワンポイントTipsです。

商品撮影をする際、指紋がつきやすいデリケートな商品を扱う場合は、ぜひ手袋をつけて撮影してみてください。
ちょっとしたことですが、商品の美しさを保ち、レタッチの手間を減らすことにも繋がります。最近では100円ショップでも手軽に手に入るので、ぜひ一度お試しください。

グラフィックの撮影チームにお任せください!

グラフィックの撮影チームは、ジュエリー撮影の豊富なノウハウを持っています。社内には経験豊富なカメラマンとデザイナーが在籍しており、お互いに密に連携を取りながら、クライアント様のイメージを形にするための最適な体制で撮影に臨めるのが強みです。

今回の金製品の撮影のように、映り込みやすい素材やデリケートな商材の撮影も得意としております。

撮影を検討されている方は、ぜひお気軽にお問合せください。

この記事を気に入って頂けたら
いいね!・フォローをお願いします