【撮影レポート】京都・京北「滝又の滝」へ。知られざる絶景と石仏群を撮影してきました。
先日、京都の京北にある「滝又の滝」とその道中にある「滝又の石仏」で、弊社が運営するYouTube用の動画撮影を行いました。5月の終わり、蒸し暑くなりつつある山中での撮影でしたが、リアルタイムな京都の美しい景色を撮影することができたと思います。

まだあまり広く知られていない印象の場所ですが、実際に訪れてみると石仏や石門、滝など、見どころがたくさんありました。最奥の石仏までの道のりはかなり遠くハードでしたが、そんな撮影道中の景色をいくつか紹介したいと思います。
滝又の滝、石仏群を求めて京北へ
滝又の滝と石仏群は、京都市の中心部から市北部の京北へと向かう道中に位置します。

162号線沿い、右手に見えてくる大きな石の看板が滝又の滝への目印です。
ここからいざ京北の山へと入っていきます。

滝へは山深い道を進むのですが、綺麗に道が整備されているため迷うことはありませんでした。
そしてしばらく歩いていると、突然不思議な景色が見えてきます。

京北の山中に、なんと「凱旋門」のような門が見えてきました。
更にその先に少し進むと、、、


山肌の穴に鎮座する石仏の数々が現れました。
実はこの石仏や彫像、四辻紀彦さんという京北に生まれ育った方が、故郷に自分が生きた証として何かを残そうと10年余りをかけて、ご自身所有の山にこの石仏群を作られたのです。
凱旋門のような石門は、石仏工房イサ工房さんが作られたとのこと。
ここまでの道のりで石を運ぶだけでも大変そうでしたが、更に一体一体石仏を作られた努力を感じ、静かながら大きなパワーを感じる景色でした。

そしてここから、いくつもの石仏を眺めながら山道を進み滝を目指します。

岩肌をロープづたいに恐る恐る進んでいくと、少しづつ水の落ちる音が聞こえてきました。

ついに目的地の「滝又の滝」まで辿り着きました!
高さ25メートルのこの滝は京北十景の一つに数えられるのだそう。
滝の音に包まれながらしばし足を止めて、じっくりとこの景色を撮影しました。

滝を撮影した後は、この山道の最奥にある石仏を探して再び散策。
まるで「千と千尋の神隠し」の世界に迷い込んでしまったかのような道のりを進みます。


そして長い道のりを経て、ようやく最後の石仏「阿弥陀如来」まで辿り着きました。

阿弥陀如来を撮影し終え、達成感を感じながら今回の撮影は終了。
滝又の滝と石仏群を巡り、京都の山奥でこんな世界に出会えることに感動しました。
市街中心部の喧騒から離れた一味違う京都へ、ぜひ訪れてみてください!
滝又の滝で撮影した動画を紹介
今回撮影した動画は、弊社が運営するYouTube「京都いいとこ動画」にアップしています。
この日の景色を2本のショート動画にしていますのでぜひご覧ください。
◼︎滝又の石仏
◼︎滝又の滝
ブログ読者へ届ける「撮影のワンポイントTips」
ここで、ブログ読者の皆さんのスキルアップに繋がるワンポイントTipsです!
自然の中での撮影の際には、天候に注意することが非常に重要です。曇りの日の撮影は景観撮影では敬遠されがちですが、鬱蒼とした山のムードは、むしろ曇りの日の柔らかい光の方が撮影しやすい場合があります。

晴れの日には撮れないしっとりとした質感の滝
撮りたいイメージに応じて、あえて曇りの日を狙うのも効果的です。
また、この日は撮影が終わった後すぐに土砂降りの雨が降りました。雨でぬかるむ山道はとても危険なので、天気予報には細心の注意を払って撮影計画を立てましょう! 安全第一で臨むことが、良い作品を生み出す上でも大切です。
景観撮影はグラフィックの撮影チームにお任せください!
グラフィックの撮影チームでは、今回のような景観動画・写真撮影も得意としております。動画インサート用の自然の撮影や、企業のあるエリアの魅力的な自然の撮影など、景観撮影経験の豊富なスタッフが対応いたします。
お客様の伝えたいメッセージを、美しい景観と合わせて効果的に表現することが可能です。
撮影を検討されている方は、ぜひお気軽にお問合せください。